こんにちは!
元個人勢Vtuberのまめこ(concon_mameco)です。
今回は、Vtuberにとって自分をアピールする上で最重要ともいえる『自己紹介動画』について解説していきます。
自己紹介動画の必要性から作り方までを丁寧に説明していますので、これから自己紹介動画を作ろうと考えている人は、ぜひこの記事を参考にしていただけると嬉しいです。
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Vtuberの自己紹介動画とは
Vtuberの自己紹介動画とは、『自分がどんなVtuberなのか』『今後どのような活動をしていくのか』『Vtuberとしての目標』などを、簡潔に紹介する動画のことをいいます。
Vtuberにとっての自己紹介動画は、いわゆる【名刺】のようなものです。
多くの人に自分を知ってもらうために、『本格的なVtuber活動を始める前に投稿するもの』という認識で広まっています。
絶対に必要なものではありませんが、作っておいた方が良いです
というのも、視聴者が知らないVtuberの動画を初めて見るときに選ばれやすいのが【自己紹介動画】だからです。
Vtuberの動画視聴率としても、全体の35%を自己紹介動画が占めているんです。
<参考記事>
なぜ自己紹介動画を作るのか
Vtuberたるもの、多くの人に自分の活動を見てほしいですよね。
まず自分のことを知ってもらうには、自己紹介動画を見てもらうことが最善かつ最適な方法なんです。
ファンを増やしてより多くの人に自分のことを推してもらうためにも、ぜひ自己紹介動画は最初に作っておきましょう。
『自己紹介動画の出来次第で視聴者に推されるか推されないかが決まる』といっても過言ではありません。
また、活動していくうちにモデルの見た目や活動方針などが変わっていくこともあると思います。
そのときは、そのタイミングで自己紹介動画を作り直せば大丈夫です
自己紹介動画の作成に必要な機材
Vtuberの自己紹介動画を作成するためには、以下の機材が必要です。
基本的には、Vtuber活動を始めるために必要な機材と同じです
- スマホ・パソコン
- マイク(コンデンサーマイクがおすすめ)
- WEBカメラ
- 配信ソフト
- トラッキングアプリ
- モーションキャプチャ機器
スマホ・パソコン
動画配信を快適に行うためには、スマホやPCが必要です。
中でも、本格的に活動をしていきたいなら高機能なゲーミングPCがおすすめです。
私もVtuber活動をするためにゲーミングPCを購入したよ!
マイク
動画を配信するには、声を収録するためのマイクが必須です。
iPhoneの録音機能などを使って収録することもできますが、コンデンサーマイクなどを使って丁寧に収録するとよりVtuberとしての声を魅力的に伝えられるでしょう。
私はオーディオテクニカの『AT4040』を使っています
WEBカメラ
WEBカメラを使って、自分の動きを画面上のVtuberモデルに投影します。
解像度は最低でも720p、できれば1080pがおすすめです
配信ソフト
YouTubeに動画をアップロードするには、OBS Studioなどの配信ソフトを使用します。
トラッキングアプリ
2Dアバターのトラッキングによく使われるPCソフトは「FaceRig」「Vtube Studio」、3Dアバターの場合は「3tene」などが挙げられます。
モーションキャプチャ・VR機器
Vtuberモデルに自分自身の動きを投影させるには、モーションキャプチャやVR機器が必要です。
簡単に手元だけを動かしたいならLeap Motionが安価でおすすめです!
自己紹介動画の作成手順
Vtuberの自己紹介動画は、以下の手順で作成します。
- 内容を考える
- 収録する
- 動画を編集する
- Youtubeに投稿する
- X(旧Twitter)などで動画を宣伝する
各項目について、ひとつずつ見ていきましょう。
まずは、自己紹介動画でどんなことを喋るのか、内容や文章構成について考えていきましょう。
自己紹介動画では、自分のキャラクターの特徴を明確に分かりやすく伝えることが大切です。
愛嬌や意外性・ツッコミどころなどがあると、さらにVtuberとして魅力的に映ります。
初めて作る動画の場合は特に、恥ずかしさもあってか自分のことを謙遜してしまいがちですが、自己紹介動画では一旦それを排除して、自信たっぷりでいきましょう。
自信がない雰囲気よりも、自信をもって堂々としている人の方が視聴者にファンになってもらいやすいです
そして、独り言にならず、相手ありきで喋ることを心がけてください。
視聴者が置いてけぼりになるような話し方の自己紹介動画だと、動画の途中で停止されてしまうかもしれません。
とにかく、『このVtuberはなんだか楽しそう!』『ちょっと変わってて面白い!』等、興味を持ってもらうことが重要なのです。
2D/3Dモデルを動かすことができるソフト(Live2Dや3tene、Vtube Studioなど)を使って、自己紹介動画の収録をします。
可能であれば、2D/3Dモデルの体が動く状態で収録できると理想ですが、もしこの時点で動ける2D/3Dモデルやソフトがない人は、『立ち絵イラストに音声やBGMを後付けして動画を作る』というのもありでしょう。
収録した2D/3Dモデルの動きに背景やロゴ、テロップ、BGM等を合わせて動画にします。
最低限、2D/3Dモデルと背景・ロゴがあれば良いのですが、できれば要所要所でモデルの表情をアップにしたり、挿入画像や効果音・字幕などを入れると良いでしょう。
これには動画編集技術が必要となりますが、ただ収録した動画が再生されるよりは、効果音が入っていたり挿入画像を工夫したりした動画の方が確実に見やすく、視聴者が楽しめる動画になるのは間違いないです。
今後のVtuber活動の為にも、ここで動画編集スキルを上げておくことをおすすめします。
また、この時点ですでに、ある程度配信で必要な機材を揃えておく必要があります。
完成した動画をYoutubeにアップロードします。
でも、動画をアップロードして終わりではありません。
タイトルやサムネイル、タグなどをちゃんと考えて作っておかないと、『そもそも動画を見てもらえない!』ということになりかねません。
これらも、動画と同じく手を抜かず、丁寧に作っておきましょう。
残念ながら、活動を始めたばかりの登録者も少ないVtuberの動画は、アップロードしたところで誰にも見てもらえません。
YouTubeのおすすめにピックアップされれば多くの人に見てもらえる可能性はありますが、それも一握りの人だけです。
なので、YouTube以外でVtuberとして活動するSNSアカウントがあれば、各所で宣伝をすることをおすすめします。
Vtuberは、主にX(旧Twitter)を交流の場として利用している人が多いです。
多くの人に見つけてもらいやすいX(旧Twitter)で自己紹介動画を上げたことを宣伝すると効果があるでしょう。
自己紹介動画を作るポイント
自己紹介動画を作る際は、以下のポイントに注意して作りましょう。
注意するポイント | 良い例 | 悪い例 |
---|---|---|
文章構成 | わかりやすく簡潔にまとまっている | 何が言いたいのかわからない |
音量バランス | 終始適切な音量で再生できる BGMと音声のバランスが良い | 全体の音量が大きすぎる BGMがうるさくて声が聞こえない 急に大きくなったり小さくなったりする |
動画の長さ | 適切な長さ(5分前後) | 短すぎる(1分未満) 長すぎる(10分以上) |
声のトーン | 元気で明るい 落ち着いている | 陰湿で暗い 早口すぎる/間延びしすぎる |
話の内容 | ポジティブな内容が多い | ネガティブな内容が多い |
テンションや喋り方 | テンションが適度に高い はきはきと喋っていて言葉が明瞭 | テンションが異様に低い ぼそぼそと何を喋っているか聞こえない |
モデルの動きや背景 | モデルの動きや表情が様々 背景やテロップ、挿入画像が工夫されている | 静止画のみで全く動きがない 背景やテロップ、挿入画像がない |
魅力的なサムネイル | 興味を引くサムネイル作りができている | サムネイルが動画の切り抜きのまま |
文章構成
文章がぐちゃぐちゃで伝えたいことが分からなかったり、自己紹介動画なのに「最近あったこと」などのどうでも良い情報が多いと、視聴者はつまらなく感じ、動画から離れてしまいます。
それらがキャラクターや個性として確立されてファンになってもらえれば、ある意味楽しめる要素にもなるかもしれませんが、最初に見られやすい自己紹介動画に盛り込むのにはリスクが大きいです。
自己紹介動画は、『自己紹介に焦点を当てた内容』で文章を構成するようにしましょう。
本でじっくり『伝える力』を学ぶのもおすすめです
音量バランス
動画制作の基本的ではありますが、全体を通して音量バランスは良いか、BGMが大きすぎないかなどをさまざまなデバイスで確認しましょう。
パソコンのモニターやスピーカー、イヤホン、スマホなど、デバイスによっては聞こえ方はさまざまです。
視聴者の目線で聴いたとき、不快に感じる音量になっていないかどうか、自分でも確かめておきましょう。
音声&BGMのバランスが悪いものは、初めの数秒で視聴者が見るのをやめてしまいます。
動画の長さ
動画視聴は最初の5秒が肝心と言われています。
『冒頭部分が無駄に長すぎると、ほとんどの人が動画視聴をやめてしまう』というリスクがあります。
オリジナリティのある『つかみ』も大切ですが、長くなりすぎないよう工夫が必要です
また、ショート動画の場合は1分以内の短さで問題ありませんが、通常の動画で短すぎた場合、自分の魅力が上手く伝わらず、何も印象が残らないまま動画が終了してしまいます。
まずは5分程度で自分の魅力を存分に伝えられる動画を作成するようにしましょう。
声のトーン
基本的にリスナーは、Vtuberに元気や癒しを求めて動画を見ます。
Vtuberである前に【Youtuberである】という前提を忘れずに、明るく元気な動画を作ることを心がけると良いでしょう。
ただ、キャラクターの個性としての暗さ・ネガティブさを押し出したい場合もあると思うので、そのような暗めのキャラクターで行きたいなら、それをいかに魅力的に見せられるかなどの表現方法を研究する必要があります。
声に自信がない人は、思い切ってボイトレに通ってみるのも良いかも!
話の内容
ネガティブな発言や暗い話題は、自己紹介動画においては特に好まれません。
初めて見る人の動画で、わざわざ暗い話やネガティブな発言を聞きたい人はいないからです。
活動方針として『ニュースなどの暗い話題にも切り込んでいく動画を配信する』など、日々の活動スタイルに合う動画内でそのような話題を取り扱うのは問題ありませんが、最初に投稿する自己紹介動画でのネガティブな話題は避けましょう。
暗い話題は、日々の動画内であっても、よほどうまく取り扱えない限りは難しいかも…
テンションや喋り方
テンションは、ある程度高い方が好まれやすいですが、異様に高すぎると視聴者が引いてしまいますし、低すぎると暗い印象を与えてしまいます。
ただ、それがどちらかに振り切れている分には、ある意味面白い要素となってファンが付く可能性もあります。
ただ、上級者向けのテクニックが必要なので、初心者が挑戦するにはかなり難易度が高いです
また、喋り方については、何を喋っているかわからないほどのぼそぼそ声や声の小ささは、初見ではマイナスな印象でしかありません。
視聴者目線に立って聞き取りやすい喋り方ができているかを確認し、言葉が明瞭に伝わるよう心掛けましょう。
モデルの動きや表情
こちらは、機材の揃い度合いや動画編集技術の問題もあるのでなんとも言えませんが、可能な限り配信に必要な機材を揃え、動画を工夫して編集することをおすすめします。
お金と時間をかけて丁寧に作られた自己紹介動画の方が面白い動画になりやすく、多くの人にも好まれます。
また、モデルの動きはもちろん、背景やテロップ、挿入画像、BGMなどにもこだわって作ることで、より興味を引く動画作りができます。
魅力的なサムネイル
動画のサムネイルの出来次第でクリック率が大きく変わります。
動画の一部をそのままサムネイルで使うのではなく、興味を引くようなサムネイル画像を、動画とは別で作るようにしましょう。
自己紹介動画では何を喋る?内容の作り方
自己紹介動画では、自分自身を印象付けるオリジナルの挨拶や、自分の魅力や今後の目標、趣味や好きなことを伝えることも重要です。
自己紹介は視聴者に自分を理解してもらう大切な機会なので、自分自身を最大限に表現できるよう心がけましょう。
喋る内容に決まりはありませんが、以下の要素を含めると自分の魅力を効果的に伝えられる自己紹介動画になります。
- 名前
- キャラクター設定
- 活動内容
- 目標と夢
- 趣味と好きなこと
- 特技
名前
Vtuberとしての名前をフルネームで明確に伝えます。
アイドルのようなキャッチフレーズがあるとより強く印象付けることができます。
呼んでほしいニックネームがあればそれも伝えておこう!
キャラクター設定
自分のキャラクターの背景や設定を説明します。
例えば、自分がどのような世界から来たのか、何のために活動しているのか、などです。
活動内容
自分がどのような活動を行う予定なのかを具体的に伝えます。
例えば、「ゲームが好きなので〇〇のゲーム実況をします」「歌に自信があるので歌配信をします」などです。
目標と夢
自分がVtuberとして何を達成したいのか、どのような夢を持っているのかを伝えましょう。
目標や夢を明確にして言葉にすることで、応援してもらいやすくなります。
趣味と好きなこと
自分の趣味や好きなことを伝えることで、共通の趣味を持つファンを引きつけることができます。
特技
自分が得意とするスキルや能力を紹介します。
変わった特技があると、それだけで強みになります。
よくある質問
まとめ
多くの人がVtuberとして初めて作ることになるであろう自己紹介動画ですが、『適当に作る』のと『細部にまでこだわって作る』のとでは、ファンの付き方や周りの期待度合いが全く異なります。
これからのVtuber活動をより楽しくしていくためにも、自己紹介動画はなるべく丁寧に作ることをおすすめします。
Vtuberの中には、本格的な活動を始めていないにも関わらず、自己紹介動画ですでに多くのファンを獲得している方が数多くいます。
もちろん期待値が高い分その後の活動にプレッシャーもあるとは思いますが、それだけ応援してくれる人がいるというのは、なんといっても心強いです。
ぜひ魅力的な自己紹介動画を作り、多くのファンやVtuber仲間を集めて楽しいVtuber生活を送ってくださいね。
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Vtuberになるには、まずは分身となるモデルが必要です。
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