こんにちは!ボイトレVTuberの狐崎まめこ(concon_mameco)です。
今回は、VTuberとは何かについて、解説していきます。
VTuberという言葉を知らない人はもちろんVTuberの活動を知っている人にも、改めてVTuberの魅力を知ってもらえたらと思い、この記事を書きました。
VTuberという言葉の定義から始まり、数あるVTuberの種類とその違いについて、詳しく解説していきます。
VTuberとは?
2017年ごろからよく聞くようになった『VTuber』という存在。
なんとなく知っていても、VTuberが普段どんなことをしているのか、イメージできない人も多いかと思います。
VTuberの定義とは
主に、バーチャルの体(アバター)を介してYouTube上で活動する人のことを指します。
VTuber(ブイチューバ―):『バーチャルYouTuber』の略。2Dや3Dなどのバーチャルな姿で配信をするYouTuberのこと。
『バーチャルYouTuber』という呼び方は、2016年末ごろにVTuberの元祖ともいわれている『キズナアイ』が最初に言い始めたことで、一気に世間に広まりました。
今では、企業が自社のVTuberを作って宣伝活動をしたり、VTuberに特化した事務所やプロジェクトが現れたり、はたまた個人が趣味でゲーム配信をしたりと、VTuberの活動は多岐に渡ります。
また、なんといっても「なりたい自分になれる」「性別を気にせず活動をすることができる」など、本来の自分とは全く違うキャラクターとして活動できることがVTuberの大きな魅力です。
アバターの見た目を自由に考えることができ、顔出し系YouTuberと違って身バレのリスクも低いため、誰でも安全に配信活動を始められます。
ちなみに、キャラクターの動作や声を担当するその人自身のことを、『中の人』や『魂』と呼びます。
VTuberでは性別や年齢を超えた配信も可能に
現実に生きている私達と違い、VTuberの姿(アバター)は、好きに作ることができます。
スキルやお金、時間さえあれば、誰でもイメージ通りの姿になれるのです。
途中で見た目を変更することも可能で、動きの制限はあれど、見た目自体はかなり自由度が大きいと言えるでしょう。
そのため、現実世界での年齢や性別を超えてVTuber活動する人もたくさんいます。
また、成年男性が美少女のアバターを用いて配信活動することを『バ美肉(=バーチャル美少女受肉)』といい、その活動をしている本人のことをを『バ美肉おじさん』と呼ぶことがあります。
『バ美肉』系VTuberの中には、男性視点ならではの(女性らしい)モテ動作や喋り方を理解しており、男性に好まれる可愛らしい動作や愛嬌を追及することで、多くのファンを獲得している人もいます。
VTuberの見た目は自由自在!誰でも思い通りの姿になれる。
VTuberとYouTuberの違いは?
VTuberは『バーチャルYouTuber』の略称であることからわかるように、YouTuberの一種といえます。
様々な活動をするYouTuberがいるの中の、一つの活動の種類と考えてもらえば良いでしょう。
多くのVTuberはYouTubeで動画をアップロードしたり配信したりすることを活動の基盤としていますが、中にはYouTubeで配信活動をしていなくてもVTuberと名乗っている人もます。
厳密には「VTuberの定義」というものはなく、2D/3Dのアバターを通してインターネット上でなにかしらの活動をしている人のことを、総じて『VTuber』と呼ぶことが多いです。
YouTubeではなくニコニコ動画を主軸に活動している人もいますし、ライブ配信アプリでの生配信をメインにしている人もいます。
まだ、動画での配信活動をしていなくても、2D/3Dのアバターを通して音楽活動をしたり、イラストを描いてTwitterやPixiv等にアップしたり、他のクリエイター活動をしたりと、様々なVTuberがいます。
YouTuber(大カテゴリ) > VTuber(小カテゴリ)
VTuberとアニメキャラクターは何が違うの?
アニメのキャラクターは、その世界観の中だけで生きていて、現実社会を生きる人間との会話はできません。
それに対してVTuberは、見た目はアニメキャラクターのようですが、中身はあくまでその人自身です。
VTuberは、生身の人間の動きをアバターに投影する『モーションキャプチャー技術』を利用し、リアルタイムでキャラクターの動きを変化させることによって、視聴者との直接的なコミュニケーションを実現させています。
リアルな人間の動きや声をそのままアバターに投影しているため、その人自身の持ち味がより伝わります。
また、リアルタイムで視聴者とコミュニケーションをとることができるため、実際にそのキャラクター(アバター)が生きているように感じることができるのがVTuberの特徴です。
反して、アニメキャラクターとは、基本的に現実世界を生きる私たちとのリアルなやりとりはできません。
アニメキャラクターのような可愛らしい(格好良い)見た目をしていながら、リアルなやりとりができるという点で、VTuber人気が高まったといえるでしょう。
VTuberの呼び方の種類
総称として『Vtuber』という呼称を使うことが多いのですが、活動のスタイルによって、様々な呼び方に変化する場合があります。
VTuber(バーチャルYouTuber)
→2Dや3Dのアバターを介して、インターネット上で配信活動する人全般のこと。
Vライバー(バーチャルLiver)
→2Dや3Dのアバターを介して、主に生配信での活動をしている人のこと。
Vツイッタラー(バーチャルTwitterer)
→2Dや3Dのアバターを介して、主にツイッターでの呟きをしている人のこと。
Vブロガー(バーチャルBlogger)
→2Dや3Dのアバターを介して、主にブログを書いている人のこと。
また、上記のほかにも、『バーチャルアイドル』や『バーチャルタレント』など、『バーチャル〇〇』と自ら名付けて活動する人もいます。
VTuberの四天王とは?
VTuberには、VTuber業界の爆発的ブームに大きく貢献した『四天王』と呼ばれる人たちがいます。
- 輝夜月
- ミライアカリ
- 電脳少女シロ
- バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん(現在は引退している)
また、ここに【キズナアイ】を入れて『四天王』と呼ぶ場合もあります。(なぜ5人なのに四天王と呼ぶのかは謎です…笑)
VTuberの活動基盤の違い
VTuberの活動基盤は、大きく分けて以下の3つです。
- 事務所・プロジェクト
- 企業
- 個人
それぞれの特徴について紹介していきます。
事務所・プロジェクト系VTuber
事務所やプロジェクトチームなど、一般企業とは異なるけれど、何人かで構成されたチームにより作られたVTuberのこと。
upd8所属『キズナアイ』
upd8は、Activ8株式会社によるバーチャルタレントプロジェクトです。
多方面にVTuber文化を発展させたることを目的の一つとして掲げています。
ホロライブ所属『白上フブキ』
ホロライブは、カバー株式会社が運営する配信アプリを使用するバーチャルYouTuber集団です。
2018年5月にビジュアル(見た目)を発表した上でオーディションを開始し、それに合格した5人が専属キャラクターとして活動を開始しました。
2021年現在では、VTuberランキングの上位30人中24人がホロライブ所属と、かなり強い勢力となっています。
にじさんじ所属『月ノ美兎』
にじさんじは、株式会社いちからが運営するバーチャルライバー集団です。
独自のモーションキャプチャーアプリを製作しており、所属VTuberはそのシステムを使って配信しています。
.LIVE所属『電脳少女シロ』
.LIVE(どっとらいぶ)は株式会社アップランドが運営しているバーチャルYouTuberプロダクションです。
アプリケーション「VR LIVE」の関連事業として、『電脳少女シロ』と『ばあちゃる』が活動を開始したのが始まりです。
ENTUM(元)所属『ミライアカリ』
ENTUMは、株式会社ZIZAI (元・DUO) が運営していた、バーチャルYouTuberに特化したマネージメント事務所です。
クライアントとの窓口としての役割も果たし、所属するクリエイターたちが制作活動に集中できる環境を構築することに重きを置いていたそうです。
企業系Vtuber
企業が2D/3Dモデルを自社で考案し、宣伝活動を担うVTuberのこと。
VTuber自体のファンを増やすことで、その企業のPR活動に貢献しています。
サントリー公式VTuber『燦鳥ノム(さんとりのむ)』
ウェザーニュースのバーチャルお天気キャスター『ウェザーロイドAiri』
テレビ東京「WBS(ワールドビジネスサテライト)」のバーチャルアナウンサー『相内ユウカ』
ジャニーズプロデュースのバーチャルアイドル『海堂飛鳥』『苺谷星空』
個人勢VTuber
企業や事務所に属さず、個人でアバター作りから配信活動までを行っているVTuberのこと。
PUBGとAPEX LEGENDSのライブ配信をメインに活動する『渋谷ハル』
英語も喋れる『天使うと』
ボイトレVTuber『狐崎まめこ』
管理人の私です(笑)。
音楽を学んできた経験を生かして『ボイトレVtuber』として活動しています。
見た目やキャラクター性の違い
VTuberといっても、様々な見た目をしている人がいます。
多くは人間のキャラクターを模していることが多いのですが、中には人間以外の生物や、無機物をアバターとして活動している人もいます。
どんな種類のVTuberがいるのか、例を挙げていきます。
人間系
多くのVTuberがアバターとして使用しています。
ただ、人間のような見た目をしたアバターの中にも、ケモ耳(=獣のような耳)が生えていたり、見た目は人間のようだけど、動物や異世界からの生まれ変わりという設定で活動している人もいます。
動物系・人外
人間ではない動物や生き物の見た目をしたVTuberもいます。
黒井しば
物体系
人間でも生き物でもない物体(無機物)として活動している人もいます。
パンディ
VTuberとはのFAQ
Vtuberのまとめ
いかがでしたでしょうか。
一口にVTuberといっても、『定義』というものがほとんど存在しておらず、一つの枠に収まらないほど多くのVTuberが世に出ています。
ただ、枠に収まらないからこそさまざまな活動をするVTuberが現れ、VTuberそのものに魅力を感じた人から支持を得ているともいえるでしょう。
一括りにはできないVTuberですが、多くの人にVTuberについて興味を持ってもらえたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
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コメント
コメント一覧 (2件)
ちゃっかり自分の宣伝もしてる…!
コメントありがとうございます!
ここぞとばかりに、ちゃっかりやっております!笑