
こんにちは!
ブロガーのまめこ(concon_mameco)です。
今回は、スマホを使ってトラッキングができるアプリをご紹介します。
トラッキングできるスマホアプリの中には、『固定キャラクターしか使えないもの』や『自作のモデルやイラストを読み込めるもの』、
『トラッキング機能のみが搭載されているもの』『アプリ一つで録画や配信までできるもの』など、さまざまです。
この記事では、【アプリ自体に配信機能はないが、自作モデルを読み込んでトラッキングができるアプリ】をまとめました。
スマホを使ってVtuber活動をする際の参考にしていただければ幸いです。
スマホアプリで自作モデルを読み込むには、あらかじめPC等で2D/3Dモデルを作成する必要があります。

トラッキングとは?


トラッキングってなに??
つまり、自分の動きに合わせて、画面上のアバター(モデル)が同じ動きをしてくれるのです。
この技術を使ってリアルな動きをすることで、Vtuberはより親しみの持てる存在になりました。
トラッキングができるスマホの機種は?
最近のスマホはトラッキング機能がついているものがほとんどです。
iPhoneの場合、以下の機種ならほぼ問題ないでしょう。
- iPhone SE(2nd generation)
- iPhone X
- iPhone XR
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
トラッキング+自作モデルの読込ができるスマホアプリ
トラッキング機能があり、自作モデルの読込が可能なスマホアプリをご紹介します。
今回ご紹介するのは以下のアプリです。
- 2DR
- ZZ3D
- ミチコンPlus
- waidayo
- vear
- Emosign
- Animaze Avatar by FaceRig
- Vtube Studio
- パペ文字
スマホで一からVtuberのモデル作成ができるアプリや、モデル作成から配信まで一括して行えるアプリは、以下の記事にまとめています。


2DR

出典元:2DR
VRMモデル・Live2Dモデルどちらも読み込めることが特徴。
月額制のサブスクリプションを追加して高精度なトラッキングをすることもできます。
株式会社Live2Dから拡張性アプリケーションとして正式なライセンスを受けているため、信頼性も高いアプリです。
- 使用可能モデル:VRMモデル/Live2Dモデル
- VRoidHub連携:不可
- グリーンバック機能:なし
- 録画機能:なし
- 対応OS:iOS11.0以降/Android4.1以降
ZZ3D

出典元:ZZ3D
個人・法人・商用・非商用問わず自由に使用可能なアプリです。
ロゴなどが表示されないので、Vtuberとしてはとても活動しやすいです。
- 使用可能モデル:VRMモデル
- グリーンバック機能:あり
- 録画機能:なし
- 対応OS:iOS12.4以降
ミチコンPlus

出典元:ミチコンPlus
唯一全身トラッキングができるアプリです。
グリーンバック機能があり、ほかの配信サービスを利用して生配信も可能です。
有料版では、VRoidHubと連携させて自作のVRMモデルを読み込むことができたり、アプリ内での録画もできたりします。
- 使用可能モデル:固定キャラクター+VRMモデル
- VRoidHub連携:可能(有料版のみ)
- グリーンバック機能:あり
- 録画機能:あり(有料版のみ)
- 対応OS:iOS13.0以降
waidayo

出典元:waidayo
個人・法人を問わず、商用利用可能なアプリです。
非公式のPCソフト『oredayo』と連動して配信も可能です。
- 使用可能モデル:固定キャラクター+VRMモデル
- VRoidHub連携:可能
- グリーンバック機能:なし
- 録画機能:なし
- 対応OS:iOS13.0以降
vear

出典元:vear
AR機能もあり、リアルな背景やアルバム内の好きな画像を背に録画することができます。
また、ReplayKit Liveを使用して、外部配信アプリを使用して配信も可能です。
- 使用可能モデル:VRMモデル
- VRoidHub連携:可能
- グリーンバック機能:あり
- 録画機能:あり
- 対応OS:iOS14.0以降
Emosign

出典元:Emosign
手や指の動きまで反映できるのが特徴です。
無料版では主に動作確認用として使用でき、有料ライセンス購入で【個人・法人/非営利・営利目的】での利用が可能になります。
また、有料版でのみ録画機能を使えます。
- 使用可能モデル:VRMモデル
- VRoidHub連携:不可
- グリーンバック機能:あり
- 録画機能:あり(有料版のみ)
- 対応OS:iOS11.0以降
Animaze Avatar by FaceRig

PC版トラッキングソフトとして有名な『FaceRig』のスマホアプリ版です。
基本有料アプリですが、無料期間もあります。
トラッキング精度が高く、なめらかな動きができることが特徴。
- 使用可能モデル:固定キャラクター+Live2Dモデル
- VRoidHub連携:不可
- グリーンバック機能:あり
- 録画機能:あり
- 対応OS:iOS11.0以降
Vtube Studio

出典元:Vtube Studio
Live2Dモデルを読み込んでトラッキングできるのが特徴です。
アプリ内で録画した動画を、ほかの配信サービスにアップロードすることもできます。
海外発のアプリで操作説明が英語表記のため、英語が読めないと操作がしづらいかもしれません。
- 使用可能モデル:Live2Dモデル
- グリーンバック機能:あり(有料版のみ)
- 録画機能:あり
- 対応OS:iOS11.0以降/Android7.0以降
パペ文字

出典元:パぺ文字
両手までトラッキングができ、アプリ内で動画撮影も可能なアプリです。
※2021年4月現在、iPhone Xでのみ使用可能です。
- 使用可能モデル:固定キャラクターのみ(法人のみ有償サポートにてVRM追加依頼が可能)
- VRoidHub連携:不可
- グリーンバック機能:あり
- 録画機能:あり
- 対応OS:iOS11.0以上
読み込める自作モデルのファイル形式は?
上記で紹介したアプリは、Live2Dモデルを読み込めるものと、VRMモデルを読み込めるものに分かれます。
Live2Dモデルを読み込めるスマホアプリ
自作のLive2Dモデルの読み込みができるのは以下のアプリです。
- Animaze Avatar by FaceRig
- Vtube Studio
VRMモデルを読み込めるスマホアプリ
自作のVRMモデルの読み込みができるのは以下のアプリです。
VRoidHubとの連携ができるもの
VRoidHubと連携できるアプリなら、より簡単に読み込みが可能です。
- ZZ3D
- ミチコンPlus
- waidayo
- vear
VRoidHubとの連携がないもの(別媒体からVRMを移す必要がある)
- 2DR
- Emosign
- パぺ文字
PCでのモデル作成方法についてはこちら



トラッキングできるスマホアプリについてのよくある質問

トラッキングができるスマホアプリのまとめ

一口にフェイストラッキングができるアプリといっても、トラッキングできる範囲や読み込めるモデルの種類、録画機能の有無などが違い、さまざまですよね。
今回ご紹介したスマホアプリはどれも自作モデルの読込が可能なものばかりですが、中にはアプリの既存キャラクターを使うことができるアプリもあります。
自作のモデルがない方は、まずは既存のキャラクターで動きを確かめてみるのもいいかもしれません。
また、本格的にVtuber活動をしていきたい方は、モデル作成ができるアプリを使うか、予めPCなどでオリジナルキャラクター作っておき、これらのスマホアプリで呼び出して使うのが良いでしょう。
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