ゲーム実況をする際、クリアで滑らかな映像を提供するために欠かせないアイテム【キャプチャーボード】。
ゲーム機やPCの映像や音声を高品質で取り込みむことができるキャプチャーボードですが、種類や機能が多岐にわたるため、どれを選べば良いのか悩むことも多いでしょう。
この記事では、キャプチャーボードの必要性から選び方、おすすめの製品、設定方法、トラブルシューティングまで、初心者からプロまで役立つ情報を詳しく解説します。
さらに、具体的な製品の紹介や設定の手順、トラブルが発生した際の対処法など、実践的なアドバイスも満載。
これからゲーム実況を始めたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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キャプチャーボードが必要な理由
ゲーム実況を行う際にはキャプチャーボードが欠かせないアイテムとなっています。
キャプチャーボードが必要な理由は、主に以下の3つです。
- 高品質な映像と音声の取得
- 配信の安定性向上
- 多様なデバイスとの互換性
高品質な映像と音声の取得
キャプチャーボードは、ゲーム機やPCから出力される映像と音声を高品質で取り込むことができます。
これにより、視聴者にクリアで滑らかな映像を提供することができ、視聴体験を向上させます。
特に、アクションゲームやスポーツゲームなど、動きの多いゲームでは高フレームレートでの配信が求められるため、キャプチャーボードの性能が重要です。
配信の安定性向上
キャプチャーボードを使用することで、PCの負荷を軽減し、配信の安定性を確保することができます。
ゲームをプレイしながら配信を行う場合、PCにかかる負荷が大きくなりがちですが、キャプチャーボードを使うことでその負荷を分散させることができます。
ゲームのパフォーマンスを維持しつつ、スムーズな配信が可能になるのです。
多様なデバイスとの互換性
キャプチャーボードはさまざまなゲーム機やPCと接続することができるため、幅広いゲームタイトルを配信することができます。
PlayStation、Xbox、Nintendo Switchなどの家庭用ゲーム機やPCゲームを配信する際にも対応可能なので、自分の好きなゲームを自由に選び、多様なコンテンツを配信することができます。
キャプチャーボードを活用して高品質な配信を目指しましょう!
キャプチャーボードの種類
キャプチャーボードには大きく分けて「内蔵型」と「外付型」の2種類があります。
内蔵型 | 外付型 | |
---|---|---|
説明 | デスクトップPCの内部に取り付けて使用するタイプ | USBケーブル等でPCに接続するタイプ |
メリット | データ転送速度が非常に速く、遅延が少ない 外部電源が不要で見た目がすっきりする 物理的な損傷のリスクが低く、安定した接続が可能 | 軽量で持ち運びが容易 ラインナップが幅広い 初心者でも簡単に接続できる さまざまなデバイスに対応可能 |
デメリット | PCを分解して取り付ける必要がある 拡張スロットがないPCでは使用できない | 内蔵型に比べて速度や安定性に欠ける場合がある 落下や衝撃による損傷のリスクがある |
自分のPCや使用環境に合わせて選ぼう!
キャプチャーボードの選び方
キャプチャーボードを選ぶ際は、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。
- 接続タイプ
- パススルー機能
- USB規格
- エンコード方式
- 対応するゲーム機やデバイスの端子
接続タイプ
内蔵型か外付型で接続方法が異なります。
- 内蔵型
-
PCの拡張スロットに取り付けるタイプで、高速なデータ転送と安定性が特徴です。
ただし、デスクトップPC専用で、取り付けにはPCの分解が必要。
- 外付型
-
USB接続が主流で、簡単に接続できるため初心者におすすめです。
ノートPCやデスクトップPCの両方で使用可能。
パススルー機能の有無
パススルー機能があると、ゲーム機や他の映像ソースからキャプチャーボードに取り込んだ映像や音声を、PCだけでなく他のモニターやテレビにもリアルタイムで出力することができます。
- 遅延の軽減
- 大画面でのプレイ
- 遅延の軽減
-
キャプチャーボードを通してPCに映像を取り込む際に発生する遅延を回避できます。これにより、ゲームプレイ中に遅延を感じることなく、快適にプレイできます。
- 大画面でのプレイ
-
パススルー機能を使うことで、PCに映像を取り込みながらも、大画面のテレビやモニターでゲームを楽しむことができます。
対応するUSB規格
USB接続の場合、USB3.0やUSB Type-Cなどの規格に対応しているか確認しましょう。
- USB 3.0
-
高速なデータ転送が可能ですが、PC側もUSB 3.0に対応している必要があります。
- USB 2.0
-
旧規格ですが、互換性が広いですが、データ転送速度は遅くなります。
規格の合わないUSBでは接続が上手くいかず、性能が十分に発揮できない場合があります。
エンコード方式
キャプチャーボードにはソフトウェアエンコードとハードウェアエンコードの2種類があります。
ソフトウェアエンコード | ハードウェアエンコード | |
---|---|---|
処理方法 | パソコンのCPUを使って映像を圧縮・変換 | キャプチャーボード自体に内蔵された専用チップで映像を圧縮・変換 |
メリット | 高品質な映像を得やすい | パソコンへの負荷が少なく、低スペックのPCでも安定した配信が可能 |
デメリット | パソコンの性能に大きく依存し、負荷が高くなることがある | ソフトウェアエンコードに比べて映像の品質が若干劣ることがある |
どちらのエンコード方式を選ぶかは、使用するPCのスペックや配信の目的によって異なります。
高品質な映像を求める場合はソフトウェアエンコードが適していますが、PCの負荷を軽減したい場合はハードウェアエンコードが便利です。
対応解像度とフレームレート
高解像度や高フレームレートに対応しているか確認しましょう。
特に4Kや60fpsに対応していると、より高品質な映像を録画・配信できます。
対応するゲーム機やデバイスの端子
端子が使用するゲーム機の端子に対応しているかどうかを調べておきましょう。
- HDMI端子
-
最新のゲーム機(PS5、Xbox Series X、Nintendo Switchなど)に対応しています。
- コンポジット端子
-
レトロゲーム機(PS2、Wiiなど)に対応しています。
これらのポイントを考慮して、自分の用途に合ったキャプチャーボードを選びましょう!
おすすめのキャプチャーボード
おすすめのキャプチャーボードを紹介します。
初心者からプロまで、さまざまなニーズに応える製品を厳選しました。
Elgato(エルガト)『Game Capture HD60 S+』
特徴
1080p60の高品質な映像をキャプチャ可能。
低遅延のパススルー機能を搭載し、リアルタイムでのゲームプレイが可能。
初心者にも使いやすいシンプルな設定と高性能。
AVerMedia(アバーメディア)『Live Gamer Portable 2 Plus』
特徴
4Kパススルー対応で、1080p60の録画が可能。
PCレス録画もできるため、外出先でも使用可能です。
持ち運びに便利で、多機能な点が魅力。
Razer(レイザー)『Ripsaw HD』
特徴
4Kパススルー対応で、1080p60の録画が可能。
USB 3.0接続で低遅延を実現。
高品質な映像と音声を手軽にキャプチャできる点が魅力。
Elgato(エルガト)『4K60 Pro MK.2』
特徴
4K60 HDR10の高解像度映像をキャプチャ可能。
内蔵型で安定した接続を提供。
プロ向けの高性能キャプチャーボード。
AVerMedia(アバーメディア)『Live Gamer 4K』
特徴
4K60 HDRの高解像度映像をキャプチャ可能。
内蔵型で、低遅延のパススルー機能を搭載。
高品質な映像を求めるプロ向け。
MiraBox(ミラボックス)『Capture Card』
特徴
1080p60の映像をキャプチャ可能。
USB 3.0接続で、簡単に使用できます。
コスパに優れたエントリーモデル。
Blackmagic Design(ブラックマジックデザイン)『Intensity Pro 4K』
特徴
4K30の映像をキャプチャ可能。
内蔵型で、プロフェッショナルな映像制作に対応。
映像制作にも使用できる高性能モデル。
それぞれ異なる特徴とメリットを持っているため、自分の用途や予算に合わせて最適なものを選びましょう。
キャプチャーボードの設定と使い方
キャプチャーボードを使ってゲーム画面をPCに映すためには、いくつかのステップを踏む必要があります。
以下に、基本的な設定と使い方を説明します。
まずは、キャプチャーボードを手元に用意しましょう。
外付け型と内蔵型の2種類がありますが、初心者には外付け型がおすすめです。
キャプチャーボードをPCに接続します。
外付け型の場合はUSBケーブルを使い、内蔵型の場合は拡張スロットに取り付けます。
キャプチャーボードを正しく動作させるためには、ドライバーとキャプチャーソフトが必要です。
ドライバーはメーカーの公式サイトからダウンロードし、キャプチャーソフトも同様に入手します。
PS5やPS4などのゲーム機を使用する場合、HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)を無効にする必要があります。
これを行わないと、ゲーム画面がPCに映りません。
ゲーム機とキャプチャーボードをHDMIケーブルで接続します。
Switchの場合は、本体をドックに差し込み、ドックとキャプチャーボードをHDMIケーブルでつなげます。
キャプチャーソフトを起動し、ゲーム画面をPCに映します。
付属のキャプチャーソフトを使うのが基本ですが、サードパーティ製のソフトも利用できます。
ゲームプレイ中の遅延を最小限に抑えるために、設定を調整します。
特にライブ配信を行う場合は、遅延対策が重要です。
最後に、録画やライブ配信を開始します。
キャプチャーソフトの設定を確認し、録画や配信の準備が整ったら、スタートボタンを押してゲームプレイを楽しみましょう。
初めての方でも、この手順に従えばスムーズにゲーム画面をPCに映すことができます。
キャプチャーボードのトラブルシューティング
キャプチャーボードを使用する際に発生する可能性のあるトラブルと、その解決方法を紹介します。
これらの対策を知っておくことで、スムーズな配信や録画が可能になります。
映像が表示されない
原因 | 接続不良、ドライバーの問題、HDCPの設定など |
---|---|
対策 | 接続を確認し、HDMIケーブルがしっかりと差し込まれているか確認します。 ドライバーが最新のバージョンに更新されているか確認します。 ゲーム機のHDCP設定を無効にします(特にPS4やPS5の場合)。 |
音声が出ない
原因 | オーディオ設定の問題、ケーブルの接続不良など |
---|---|
対策 | キャプチャーソフトのオーディオ設定を確認し、正しい入力デバイスが選択されているか確認します。 HDMIケーブルやオーディオケーブルが正しく接続されているか確認します。 |
映像や音声が遅延する
原因 | PCの性能不足、キャプチャーボードの設定、USBポートの問題など |
---|---|
対策 | キャプチャーボードの設定を見直し、低遅延モードが有効になっているか確認します。 高速なUSBポート(USB 3.0以上)に接続します。 PCのスペックを確認し、必要に応じてアップグレードを検討します。 |
録画や配信が途切れる
原因 | ネットワークの問題、PCの負荷、キャプチャーソフトの設定など |
---|---|
対策 | インターネット接続を確認し、安定した回線を使用します。 他のアプリケーションを閉じて、PCの負荷を軽減します。 キャプチャーソフトの設定を見直し、ビットレートや解像度を調整します。 |
キャプチャーボードが認識されない
原因 | ドライバーのインストール不良、USBポートの問題など |
---|---|
対策 | ドライバーを再インストールし、最新のバージョンに更新します。 別のUSBポートに接続してみます。 キャプチャーボードの電源が入っているか確認します(外付け型の場合)。 |
これらのトラブルシューティングを参考にして、キャプチャーボードの問題を解決し、快適なゲーム実況を楽しんでください。
もし問題が解決しない場合は、メーカーのサポートに問い合わせることも検討しましょう。
よくある質問
まとめ
ゲーム実況において、キャプチャーボードは高品質な映像と音声を提供し、配信の安定性を向上させるために欠かせないアイテムです。
この記事では、キャプチャーボードの種類と選び方、おすすめの製品、設定方法、トラブルシューティングについて詳しく解説しました。
自分のニーズに合ったキャプチャーボードを選び、適切に設定することで、視聴者にとって魅力的なコンテンツを提供することができます。
ぜひこの記事を参考にして、より良いゲーム実況ライフを楽しんでみてくださいね!