ボイトレ講座①-母音発音時の口の形-

狐崎まめこ

こんにちは!
ボイトレVTuberの狐崎まめこ(concon_mameco)です。

今回は、歌を歌ったり台詞を喋ったりする上で必要な、明瞭な発音をするための基礎【母音発音時の口の形】についてお話していきます。

声を使って何かを伝えるときに、どのような口の形をしているかは、とても重要な点となります。

例えば、同じ「あのね」という言葉を発する場合、『口を横に広げて発音したとき』は少し甘えた印象に、『口を縦に開けて発音したとき』は少し暗い印象になります。

口の形ひとつで、音の伝わり方や他者に与える印象が全然違ってくるのです

また、あまり口の形を変えずに発してしまうと、喋っている言葉自体が不明瞭となってしまい、伝えたい言葉が伝えられなくなります。

そこで、基礎となる母音発音時の口の形について説明していきます。

伝えたい言葉を正確に伝えるためには、しっかりと母音ごとに「音」を変えることが必要なので、【口の形を大きく変化させて発音できるようになること】を目的として、お伝えしていきます。

ぜひ、身に付くまで何度も繰り返しやってみてくださいね。

また、こちらの動画でも説明していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

それでは、実際に『あ』『い』『う』『え』『お』それぞれの母音ごとに、どのような口の形が理想的なのかを説明していきます。

目次

【あ】は、あくびをしたときの一番大きい時!

あくびをしたときの一番大きい口の形、これが『あ』の母音を発するときの口の形です。

これでは少し大きすぎると感じる方もいるでしょう。

もちろん、これは少し頑張って大きく口を開けている状態なので、最終的には頑張らなくても開けられる程度の自然な形になるのが理想ですが、今は基礎練習段階のため、口周りの筋肉を鍛えるためにも、この大きさをキープして発音ができるように挑戦してみてください。

あくびで一番口を大きく開けている時は、口周辺だけではなく、実は『鼻の奥』や『喉の奥』もすごく開いて、顔の中の空洞が広がっている状態になります。

これは、声楽やオペラなどクラシックの発声で特によく使われる、顔全体が共鳴する準備が整っている状態です。

この状態で声を出してみると、多くの方は普段の声よりもさらに響きの深い声が出せていることでしょう。

顔・頭の共鳴部分を上手く使うことは、良い響きを作る上でとても大切なので、最初のうちは顔中を自由に動かしてみて、どこがどんな風に広がっているのかを確かめながら発声してみてくださいね。

【い】は、上の歯と下の歯を少し空けて、笑顔!

近くに箸やペンなどの長細いものがあれば、それを水平にし、軽く歯で挟むようにして咥えてみてください。

もし細長い棒状のものがなければ、人差し指などを使っても構いません。

この時、唇ではなく、歯で噛むようにすることが重要です。

そのまま、口角とほっぺたを上げて、笑顔を作ります。そして、その形をキープしたまま、咥えていたものを外します。

舌は、ヘンに丸めたりせず、横に広げるようなイメージです。

これが、『い』の母音を発するときの口の形です。

実際は、歯と歯の隙間を開けなくても『い』の発音はできてしまいますが、その場合、喉の奥も狭くなりやすく、共鳴が少なくなりがちなので、最初のうちは歯と歯の間は少しだけ開けておくようにしましょう。

【う】は、タコさんになったつもりで!

突然ですが、ここで、海の生き物・タコさんになったつもりで、唇を前に突き出してみてください。

そして、タコさんが墨を吐くのと同じように、勢いよく「フーッ」と息を吐いてみましょう。

この時の形が「う」の母音を発するときの口の形です。

ただ、この時に、顔全体を真ん中に集めるように「ぎゅっ」とするのではなく、唇だけを前に突き出し、その他の部分(目や眉毛)は、外側へ引っ張るようなイメージで顔を作ってみてください。

そうすると、響きを作るための空洞を保ったままの「う」を発音できるようになります。

【え】は、「あ」の口のまま舌を前に出すだけ!

あくびで一番大きく開けたときの形が「あ」の理想的な口の形でした。

「え」は、その「あ」のように大きく口を開けたまま、舌を前と横に広げるようにするだけです。

舌の前と横を、下の歯にべったりくっつけるようにしたら、「え」の発音となります。

この時に、下を動かすと同時に大きく開けた口を閉じてしまわないように注意してください。

【お】は、「う」の口をさらに縦に広げる!

「お」は、タコさんの口の「う」から、縦に大きく開ける。それだけで、「お」が発音できる形になります。

縦に開く幅の目安は、指3本分くらいです。

人差し指・中指・薬指を揃えて、縦にして口に当ててみてください。

このとき、もし、口が小さくて指3本分だと顎に力が入りすぎてしまう人は、指2本分でも大丈夫です。

そして、口の中には、卵が入っているかのようなイメージで、空洞を作ります。

これで、「お」の口の形ができあがります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「あ」「い」「う」「え」「お」それぞれの口の形が作れましたか?

今回、まずは「基礎」ということで、口の形を大きく変化させられるようになることを目的としてお話しました。

実際に歌を歌ったり台詞を喋るときには少し違和感を感じるかもしれませんが、基礎訓練としてまずは身に付けておいてほしい部分なので、思い切って大きく動かしてみましょう。

そのうちに、あまり意識しなくてもはっきりと発音できるようになり、今回のように無理に大きく口を開けなくても、明瞭な発音ができるようになってきます。

そのためにもまずは、しっかりと母音ごとに大きく口を動かすことを念頭に置いて、言葉を発してみてくださいね。

みなさんが、伝えたいことをうまく伝えられるようになることを願っています。

また、口を大きく動かすこと自体が表情筋のトレーニングになるので、毎日やっていたら、知らず知らずのうちにリフトアップしちゃってた、なんて効果もありますよ♪

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